『とりあえずお金を借りるなら、はじめは大手から借りたい!』という方のために、テレビCM等で知名度のある大手消費者金融をまとめてみました。
今やスマホやパソコンから簡単にお金の借入ができる時代なので、今日の生活費に困ってしまった方はまず、これらの大手業者の利用を検討してみてください。
最短では今日申込をして今日、お金を借りることもできますよ。
大手消費者金融の一覧リスト:
プロミス:
プロミスは三井住友銀行グループの消費者金融です(SMBCコンシューマーファイナンス)。
インターネット上で申込が完結するので、郵送物が自宅に届かないという点に大きな魅力を感じてもらえる方は多いかもしれません。
加えてプロミスを含めたSMBCコンシューマーファイナンスの利用者数は約140万人なので、大手ならではの利用者の多さも魅力です(※2022年4月より高校生を除く18歳や19歳の申込が可能となりましたが、申込には収入証明書が必要となります)。
アコム:
アコムはお金が借りれるかどうかを3秒で診断してくれるサービスが魅力。
借りれるかどうか心配な方は、まずアコムのこの3秒診断で判別をした上で申込するのがおすすめです。
気になる会員数については約159万人…と日本で一番利用者が多い消費者金融。とにかく最大手からお金を借りたいという方にアコムは向いていると言えます(※申込は20歳以上が対象)。
アイフル:
アイフルはインターネットのみで借入の手続きが完結するため、わざわざお店に足を運ぶ必要性がないのが魅力。
しかも最短1時間で指定の銀行口座まで入金してくれるため、とにかく急いでお金が必要な時に役立ちます。
利用者数はプロミスやアコムと比べるとすこし少なめな約90万人。規模やサービスでは見劣りので、とにかく大手からお金を借りたいなら優先順位は低いかもしれません。
金利はあまり考えないほうがおすすめ:
お金を借りよう…と思った時に、どうしても気になるのが金利手数料。
今回紹介したプロミスやアイフルといった消費者金融にも、○%~○%といった金利設定がなされているため、ついつい見た目の金利が低い業者を選んでしまいたくなるところですが、借入金額が10~50万円程度であればどの業者でも同じくらいの金利になるので選ぶだけ無駄だったりします。
- 50万円以下の借り入れ:だいたいどこも金利が高め
- 100万円以上の借り入れ:信用力次第で金利がすこし下がる
また、見た目の金利が低いからといって知名度のない中小消費者金融を利用すると、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるのでおすすめしません。
最初はちょっと金利が高いと思っても、大手消費者金融を使って『キャッシングとはどんなものぞ?』を知ることが安心ですよ。
大手消費者金融からお金を借りるメリット:
次に大手消費者金融からお金を借りるメリットをまとめておきます。中規模な業者や街金からお金を借りるのとどう違うのか…というところをご確認ください。
1.法律に則ってお金を貸してくれる:
個人的に一番大きいのがこれ、法律に則ってお金を貸してくれる点です。
こう書くと『なに当たり前のことを言ってんだ?』と思われるかもしれませんが、いわゆる金貸しビジネスの世界というのは法令遵守が完璧にできていない業者がまだまだ残っている業界なため、下手なところでお金を借りてしまうと違法な取り立てに悩まされることに繋がります。
- 大手消費者金融:法律に則ってお金を貸してくれる
- 小規模な消費者金融:違法な取り立てを行ってくるところも
その極端な例が「闇金(やみきん)」ですよね(闇金と消費者金融の違いはこちら)。
闇金はトイチやトサンと呼ばれるような違法金利を要求してきたり、夜中や早朝の取り立てや暴言等、法律を無視した行為をしてくるもの。
反面、大手消費者金融は大手であるからこそ違法行為ができない状況にあるため、安心してお金を借りることができます。
大手消費者金融が違法な取り立てが出来ない背景:
ではなぜ違法な取り立てが出来ないのか、これは単純ですね。
仮に違法な金利で貸し出してしまったり、暴力的な取り立てをしてしまった場合には金融庁より業務停止命令(一定期間、営業ができなくなること)を受け、下手すると数十億から100億円以上の損失を被ることになるため。
- 大手消費者金融:違法な取り立てをすると損失が大きい
- ヤミ金など:最初から違法業者なので、違法行為を行うことに抵抗がない
そんな危険を犯してまでたった1人の利用者に対し、違法な行為をすることはまずありません*1。だからこそ最初は大手消費者金融からお金を借りるのは安心&安全なのです。
2.無担保でお金を貸してくれる:
大手消費者金融に限った話ではありませんが、大手でお金を借りる場合には無担保&無保証が基本です。
そのため、誰かに保証人を頼む必要性もなければ、土地や建物などの不動産を担保として消費者金融側に差し出す必要性もなし。
要はあなたの信用力のみでお金を貸してくれるので、なにも資産を持っていない方でも安心して借入の申込ができます。
- 保証人を頼める人がいない:借入可能
- 担保となるものを持っていない:借入可能
しかしこれ、よくよく考えてみると凄いことですよね。
会ったこともない人に対して、「ちゃんとお金を返してくださいよ」という約束だけでお金を貸すなんて、普通はできません。
※賛否両論あるかもしれませんが、個人的に大手消費者金融は社会に必要なセーフティネットになっていると思ってます(国や自治体による救済では不十分な状況があるため)。
3.お金の返済ができる場所が多い:
大手消費者金融のメリットその3としては、お金の返済ができる場所が多いことです。
中小消費者金融だと自社CDのみでの返済や、銀行振込でしかお金を返済できないこともある中、大手消費者金融ならセブン-イレブンやローソン、ファミマといった場所でも返済できるので便利。
特にプロミスやアコムの借入&返済できる場所については、もうどこでも…といった感じです。
- プロミス:セブン-イレブン、ローソン、ファミマで返済OK
- アコム:セブン-イレブン、ローソン、ファミマで返済OK
- アイフル:セブン-イレブン、ローソン、ファミマで返済OK
やはり返済できる場所が自宅や会社の近くにないと、返済がついつい億劫になって金利手数料ばかりが膨らんでいってしまうことになるので、返済のしやすさでも大手消費者金融利用にはメリットがあるのですね。
4.新規貸出キャンペーンが豊富:
4つ目は新規借入キャンペーンが豊富だということ。
大手消費者金融では頻繁に、30日無利息キャンペーンというものを実施しているので、このキャンペーンを利用すればとりあえず1ヶ月間程度、金利なしでお金を借りることが出来ます。
- 30日未満お金を借りる:金利負担は0円。借りた分だけ返済
- 30日以上お金を借りる:31日目以降に金利は発生するがお得
そのため、すぐにでもお金を返済できる目処がある方は、こういったキャンペーンを上手に活用してお金を借りるのがおすすめ。
10万円借りたなら10万円返済するだけでOKとなります。
また、31日以上お金を借りる予定がある方も、30日間分は無利息になるので非常にお得。2~3ヶ月で返済できるなら、金利発生を最小限に抑えられることでしょう。
5.サポート体制が良い:
5つ目はサポート体制の良さですね。
ATMでの返済方法はどうやるのか?1ヶ月後にはどのくらいの金利がかかってくるのか?収入証明書はどんなものなら受け付けてくれるのか?などなど、大手消費者金融には大手ならではのサポートセンターが完備されているので、安心していろいろと問い合わせをすることが出来ます。
また、プロミスには女性しか電話をすることができない「女性専用ダイヤルレディースコール」が用意されているため、女性の方の新規借入でも安心して相談可能。
こういった面も大手消費者金融だからこそ…ですよね。中小の貸金業者ではこうはいきません。
6.他にも利用者が多い :
大手消費者金融の最後のメリットは、あなたの他にも利用者が多いことです。
たとえば消費者金融側がいきなり違法な取り立てをはじめたとしても、全国津々浦々にいるその消費者金融利用者の間で情報共有をすることが可能。
こうなると対策を立てやすいと思いますし、仮に裁判で訴えるなどの動きが出てきた場合にも集団訴訟しやすいのもひとつのメリットでしょう。
まぁそんな裁判沙汰にはならないとは思いますが、同じ悩みや同じ境遇を持つ人が多いというのは安心に繋がるはず。
『会員ページを見ていたら○○というエラーが出た』、『いきなり0120-xxx-xxxから電話があったんだけど、これってどんな電話?』などなど、消費者金融の利用に関する疑問が出てきた時は、ちょっとインターネットで調べればすぐ回答が出てくるのは大きな安心材料ですよね。
小規模な消費者金融にない安心さと言えます。
怪しい業者を利用しないように:
最後に。
常々、当サイト『クレジットカードの読みもの』で注意喚起している内容になりますが、消費者金融でお金を借りるのが怖いからといって、クレジットカードの現金化業者を使ってしまったり、なんでも買い取ってくれると噂の「質屋」を使ったり等はしないでください。
これらの業者は大手消費者金融のような法令に則った業者ではなく、違法業者である可能性が極端に高いので、軽い気持ちで利用すると人生を狂わされてしまう可能性あり(現金化業者の危険性は下記記事を参照)。
絶対に「低金利でお金を渡します!」「なんでも買い取ります!」といった聞こえの良い言葉には、騙されないようにしてください
公的融資制度を使うのも手:
また、今すぐお金を借りなくても大丈夫だ…という方は、公的融資制度といって国や自治体からお金を借りられる制度もあわせてご利用ください。
手間と時間はかかりますが、消費者金融からお金を借りるよりも低金利で融資してもらえるメリットありです。詳しくは下記記事を参考にどうぞ。
以上、テレビCMでも有名な、大手消費者金融まとめ!はじめてお金を借りるなら、他にも利用者数の多い消費者金融でキャッシングしよう…という話題でした。
参考リンク:
世の中にはどのくらい、消費者金融やクレジットカード会社からお金を借りている人がいるのか?という統計データは下記記事を参考に。
これを読めば意外とお金を借りている人って多いんだな…ということがわかってもらえると思いますよ。
*1:まずありません…と書いているのは大手消費者金融の社員も人間なので、会社に黙ってそういう行為をしてしまったり、感情的になって暴力的になる方もいる可能性があるかもしれないためです。仮にそういった行為をされた場合には、「会社に報告しますよ」とか「あなたの行為を金融庁に報告させていただきます」といえば問題ありません。