『やばい、お金が足りない…』という時に助けてくれる存在が、消費者金融やクレジットカードなどのキャッシング。
しかし、はじめてこれらのキャッシングを利用する場合には、「う~ん、ほんとうに利用しても大丈夫なんだろうか?」と激しく心配になるのが普通ですよね。
そこで今回は、これからはじめてお金を借りるという方を対象に、借金をする前にしっかり確認してほしい5つのことをまとめてみました。
自分は初心者だと思う方は是非、これらの項目をしっかり確認したうえで、お金を借りるようにしてもらえればと思います。
お金を借りる前に確認して欲しい5つのこと:
1.ほんとうにお金を借りる必要性があるのか?
まずはこれ。「ほんとうにお金を借りる必要性があるのか?」という点です。
たとえばもう3日もろくな食べ物を食べていないとか、ここでお金を借りないと部屋を追い出されてしまうなどなど、そういった急を要する場合であればなんら問題はありません。
しかし、『大学生活最後の思い出として、みんなで海外旅行にいくからお金を借りたい』とか、『ルイヴィトンのバッグがどうしても欲しいからお金を借りたい』などの理由で借りてしまうと、この先、お金の返済で困る可能性大。
将来が一気に暗くなってしまいます。
- 生活費に困ってお金を借りる:仕方ない
- 欲しいものがあってお金を借りる:考えなおしたほうが無難
- やりたいことがあってお金を借りる:考えなおしたほうが無難
そのため、ほんとうに今、お金を借りる必要性があるのかどうかは、自分でしっかりと考えるようにしてください。
趣味や快楽のためでしかないのであれば、考えなおすのが吉ですよ。
2.自治体からお金を借りられないのか?
次に消費者金融やクレジットカード会社といったところからではなく、市区町村などの自治体からお金を借りられないかどうかも確認してみてください。
基本的にクレジットカード会社にしろ消費者金融にしろ、利益目的で経営している会社の金利は概ね高め。どんなに賢くお金を借りたとしても、自治体の公的融資制度を使ってお金を借りる金利の低さにはかないません。
- クレジットカード会社:金利は高め
- 消費者金融:カード会社よりは低めだが、概ね高め
- 公的融資制度:金利はかなり低め
下記記事に個人が利用可能な公的融資制度はまとめてあるので、時間に余裕があるという方はそちらを参考にしてもらえればと思います(手続きに時間がかかるので、すぐにお金が必要という場合には向きません)。
3.借りるなら返済の目処があるのか?
お金を借りるのであれば、ちゃんと返済ができるのかどうかの確認も重要です。
たとえば100万円借りたけれども返せる予定はない…なんてことになれば、そのまま自己破産へまっしぐら。宝くじでも当たらない限りは、元の生活に戻ってこれる可能性はありません。
結果として家族や恋人といった周りにも迷惑をかけることに繋がります。
ただ、返済計画うんぬんをお金の初心者が建てるのはカンタンじゃないのも事実。そのため、最初は数万円といった『これだったら確実に返済できる』という金額だけ借りるのが無難です。
仮にそれ以上を借りてしまうと、前述のようにもう元の生活には戻れなくなりますよ。ご注意ください(借りたお金を返済できそうもない方は下記記事もどうぞ)。
4.借りたお金の金利や返済方法は?
4つ目は借りたお金の金利や返済方法をしっかり確認しておくこと。
金利は年利でいくらくらいなのか?返済方法はATMなのかコンビニなのか銀行振替か…などなど、お金を借りることよりもお金の返し方のほうが実は重要なので、お金を借りる場合には『いかに苦労せず、お金を返していけるのか』という点をしっかり確認しておいてもらえればと思います。
- 金利:年利いくらなのか?
- 返済方法:どうやってお金を返すのか?
もちろん金利とはなに?利息とはなに?という状況の方は、事前にそれらの知識を付けておくことも重要。
下記記事などを参考にして、お金の基礎知識をつけてもらえれば幸いです。
5.借りる先は信頼できる会社なのか?
最後はこれ。お金を借りる先はほんとうに信頼できる会社なのかどうか…です。
地方自治体などからお金を借りる公的融資制度であれば問題ありませんが、ヤミ金やクレジットカード現金化業者、紹介屋などなど、世の中には違法な金貸しが多数、存在している状況があるので、言葉巧みに騙されて、そういった業者からはお金を借りないようにしてください。
間違ってヤミ金から借りてしまえば、それで人生が終わりかねません。
まずは大手を使うのが無難:
ではどこからお金を借りればいいのかというと、大手消費者金融や銀行ローンといったところを選ぶのが最初はおすすめ。
これらの業者はあなたの他にも100万人以上の利用者(お金を借りている人)を持つ業者ばかりとなっているので、違法な取り立てや金利を設定される可能性は99.9%ありません(1人の利用者へ違法な取り立てをしてしまえば、会社全体が傾いてしまうことに繋がるため)。
- 大手消費者金融:借入に問題なし
- 銀行ローン:借入に問題なし
- カード会社:問題はないが金利は上限の可能性大
- 名前を聞いたことない業者:最初は避けたい
- ヤミ金:絶対に利用しないように!
- 現金化業者:絶対に利用しないように!
- 紹介屋:「うちは無理だけど他の業者を紹介」と言われたら拒否!
こちらも詳しくは下記記事にまとめてあるので、不安な方は参考に。ヤミ金と消費者金融では、中身は大違いですよ。
ほんとうに必要な場合のみ、お金は借りよう:
ここまでお金を借りる前に、確認しておいてほしい5つのことをまとめてきましたがいかがでしたでしょうか?
なんか説教臭く感じた方もいるかもしれませんが、そのくらいお金を借りることはあなたの人生を狂わす大きな出来事。
ほんとうに借りる必要性があるのかどうかを含め、事前にしっかり確認しておくようにしてくださいね。
以上、キャッシングではじめてお金を借りる前に、確認しておいて欲しい5つのこと。ほんとうに必要な場合のみ、お金は借りるようにしてください…という話題でした。
参考リンク:
大手であっても消費者金融からお金を借りて大丈夫なの?そんな疑問をお持ちの方は、下記記事も参考にどうぞ。
大手消費者金融とはどういう存在なのか、わかりやすく解説しています。