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消費者金融のアコムは呉服店から始まったって本当?そんなアコムの歴史と、お金を借りても大丈夫か…という借入先としての安心感について。

アコムの看板画像

消費者金融大手のアコムが放送しているテレビCM(前田敦子さんVer)にて、「呉服店(呉服商)からはじまったアコムは…」という表現があるのですが、これは本当なのでしょうか?

今回はそんな80年とも言われるアコムの歴史を紹介する記事を書いてみたいと思います。本当にお金を借りても大丈夫なのか不安に思っている方などは、是非、参考にしてみてくださいね。

アコムの歴史について:

アコムは呉服商から始まった:

まず、アコムが呉服店(呉服商)から始まったというのは本当です。まぁ当然ながらテレビCMでデマを流すことはありえないので、疑いようのない事実と思って間違いありません。

実際、アコムの公式サイトにも下記のような記述あり。どうやらちょうど80年前の1936年に丸糸呉服店を開業したのがそのはじまりのようですね。

当社は、昭和11年4月2日(1936)、神戸市生田区(現中央区)の三宮商店街で「丸糸呉服店」として、創業しました。

創業者の故・木下政雄は、創業以来、「人を信頼する」、「人から信頼される」という相互信頼の精神を信条にしていくことを心に誓います。「丸糸」の屋号も、呉服の要素に通じる経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の和合が、相互信頼を表すことから決められたものでした。

呉服店から質屋に転身:

その後、呉服店は第二次世界大戦(太平洋戦争)によって自主廃業。

戦後の質入れ需要も相まって質屋にビジネスを変更したようですが、このあたりから徐々に消費者金融としてのアコムがちらほら見え始めてきますね。

創業以来、順調に発展していた「丸糸呉服店」は、戦争が激化するのを受けて自主廃業。その後、昭和23年 (1948)に質屋業を再興。

このとき、手形割引や商人貸付などの金融業も営んでいきました。呉服店から質屋業へ転換しても、「人を信頼する」、「人から信頼される」という相互信頼の精神を信条として、「お客さまを信用する」を経営理念に掲げ、発展していきました。

1960年頃に貸金業をはじめる:

そしてついに1960年頃に消費者金融ビジネスを開始。

当時は今のように消費者金融という言葉ではなく、サラリーマン金融(通称:サラ金)と呼ばれるビジネスモデルでしたが、今とやっていることは基本的に代わりません。

昭和30年代に入り、時代は高度経済成長期、日本は大量生産・大量消費の時代を迎えました。質屋業の基本となる「対物信用」に必要な物の値打ちが下がりはじめました。

そこで決断したのが、質・担保といった「対物信用」ではなく、給与所得者としての「対人信用」で融資を行うという、当時は画期的であったサラリーマン金融(勤め人信用貸し)への挑戦でした。

無担保で保証人不要のアコム流の貸付は、ここからはじまったのです。

貸金業の歴史は50年程度:

ビル街で光るアコムの看板画像

その後のアコムの快進撃はみなさんご存知の通り。

現金自動貸付機を設置してみたり、特徴あるテレビCMを流したりと、今や消費者金融でも業界で1位、2位を争う存在になったわけですが、その理由には80年もの間、ビジネスを続けてきた歴史があったというのもひとつの理由なのでしょう。

まぁ消費者金融としてのビジネスはまだまだ50年ちょっと。

呉服商からはじまった80年の歴史をアコムの歴史と呼ぶのか、それとも貸金業としての歴史である50年ちょっとのほうを指すかは意見がわかれるところですが、個人的にはどちらにせよ、アコムがここまで長く、正直、お金を貸した相手から恨まれることも多いこのビジネスを続けてこれたこと自体が凄いことだなと思ってます。

いざやろうと思っても、なかなか真似できることではありません。

三菱東京フィナンシャルグループ企業:

尚、現在ではそれらの歴史に加え、アコムは日本最大のメガバンクグループである三菱東京フィナンシャルグループに属する企業であるという安心感も。

こんな感じで信頼できる消費者金融かどうか…でいえば、アコムは業界内でもトップクラスなので、『お金を借りても大丈夫かな?』と心配されている方は安心して、借入の申込をしてもらえればなと思います(貸付条件等は下記公式サイトにて)。

以上、消費者金融のアコムは呉服店から始まったって本当?そんなアコムの歴史と、お金を借りても大丈夫か…という借入先としての安心感について…という話題でした。

参考リンク:

アコム以外の大手消費者金融も知りたい方は下記記事を参考に。プロミスやアイフルといった借入先を詳しくまとめています。 

cashing.cardmics.com

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